身代わり伯爵の失恋

身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵の失恋 (角川ビーンズ文庫)

おおう! よかった!! やっと読みたかった話が来たァ!!
「本当に甘かった」だの「何も考えてなかった」だのさんざん言ってるわりにまた二人とも同じよーなことを決意も新たにやってるがそんなのもうご愛嬌よ!(ワー) ワタシはね、匿名の素人でも言えるツッコミポイントとか、辻褄とか、巧緻とか、そんなことどうでもいいのよ! 分かってても走り出さずにはいられないミレーユと、それを追いかけずにはいられないリヒャルトが読みたいのよ!!! 誰かにバカにされてしまうかもしれない代わりに愛する人にはとことん愛されるミレーユの一途さと、「君は…君はホントに馬鹿のようにミレーユが好きだな!」というリヒャルトの気持ちを味わいたい訳ですよ。はーたのしかったー。

つーか、ここまで来るの長かったなァァ…!(遠い目)三巻ころに「あと六冊かかるよ」と言われてたら絶対読まなかったな(笑)また似たような展開になっててますが、これからは少なくともリヒャルトは腹を決めているのだから違った気分で読めそうで楽しみです。ああ何度心の中で「『あなたのためだから』なんてしゃらくさい言葉の為に読んでんじゃねえエー!!」と叫んだ事か…。フフフ…(暗)

何でもいいがヴィルフリートさまは愛されすぎだよな。いや私も大好きだが。