うひょひょーたのしかった! 清家さんが何を書きたい人なのかは知らないが、ワタシはこのシリーズには(つーか
ビーンズには)イチゴのショートケーキ的な、身体の栄養より気持ちを楽しませる甘味を求めているので、王族なりに面倒なことに広がりようがない半径三メートル以内のお話ばかりのこの短編集はワタシの読みたいものばかりで満足であります。やっぱりこの人は陰謀とか国とかいう重々しいことよりも、物理的にも精神的にも大体同じくらいの身分の人たちがウフフキャッキャッやってるお話がいいよ。幸せな人が幸せになる話書けるんだからそれ書けばいいじゃない。2P読んで大体想像が付く伝説の勇者とかこんな直球今時清家さんしか投げられないよ!!(褒めてる)
ジークとリディのお話も大層よかった。
ジークの気持ちのうつろいようというか、誰にも言わない所が会話によって見えて来る所とかいいな。ニヨニヨ。リヒャルトは運命の鏡みたいなノリ久しぶりで新鮮だった(笑)うわっそういえばそういうヤツだったみたいな。