BLACK BLOOD BROTHERS 3

吸血鬼って…何でもありだ…。
ライトノベルと銘打ちながら堂々の400P弱。そのうち2割は確実にブラックブラッドのステータス解説だったよーな気がする(苦笑)「なんでもあり」というのは読み手にとっては「なんにもない」と同義になっちゃうものですが、よくもまあこれだけの能力の運動会をちゃんとまとめるものだなあ。でも正直あざのさんてDクラもそうだったけど読者の性善的なところをあてにして書くようなところがあって、私的に九龍の血とか香港ショックとかミミコ達ほどピンと来ていないようなところがあって、ホントに色々なことをやってくれてたのに、単純に疾走する感じとか、ジロー・コタロー・ミミコの関係とかを楽しく読んでましたすみません。ミミコの赤い血が誰も越えられないことを軽々と飛び越えてしまうことが嬉しかったです。ゼルマンおいしいな。