王道とかベタなことやってるのに凄く面白かったり、何でって位つまらない事になってるものを読むたびに、光の伝説とゆー大昔の新体操マンガで、女王・グロイチェワの演技の時に大石先輩が言ってた言葉をボンヤリと思い出します。まあこれはなんにだって言えることなんですが。

「なんか彼女の演技ってフツーの選手と違うのよね。同じような技やってんのにさ。なんでだろ」
「…。最近器械体操にウルトラDってのがあるだろ」
「え? はい」
「たとえば鉄棒のギンガーも今まではそれ自体で高難度の技だったけど、さらに片手車輪から技に入ったりすると評価があがって難度Dになる。
グロイチェワも同じなんだよな。
同じ技をやっても、ただ単に手具を受ける選手に対して、(グロイチェワは)回転、前転などの技を入れて取る。柔軟性をいれる。手具が常に左右で違う動きをする。
一本(クラプ)を先に投げ上げ、片方はおくらせて、一回転して一本をキャッチ。さらに一回転して、しかも柔軟性を生かした腰でのキャッチ!
材料は同じでも、味付けが違うから極上の料理になるのさ」

光の伝説 1 (集英社文庫(コミック版))

光の伝説 1 (集英社文庫(コミック版))

うーんいかん光の伝説は時間泥棒じゃよ。気付くとえらい時間読んでいる。燃えるよ。