wonder wonderful 下
- 作者: 河上朔,結布
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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上巻は何がなんだかわからないなりにがんばるこかげさんとともに駆け抜ける感じだったのですが、下巻は事情がわかって落ち着いてきた分どーーも彼女の自立した人のよさが鼻についたりつかなかったり「ネットで書きたいこと書く」って同じ岸辺の第三者(運命共同体の編集者)の意見でなく、対岸の第三者(他人事の匿名、H.N.の不特定多数)の意見がまず来るってことなんだなあ…とか思ったり思わなかったりしたり(こかげさんが異様に自分が正しいか正しくないか強いか強くないか的な事をくどいまでに考えている所があって、それが彼女の誠実さからというより何かに確認してるように見えてそんなような事を思った)書きたいことを懸命に書くために書かないことをかなり割り切って捨ててるので「つまらないやつがつまらないツッコミしそうだなー」とかいうことがチラチラしたりしましたが、最後はもうそんなつまんないことどうでもいいというか、皆に会えて楽しかった!という感じだけが残りました。
あと書き手の人は旅によく出る人なのだろうか?現地の感じとか子供の寄ってくる感じとか、人と関わる感じとか、縁ができていく感じとかすげー細やかで雰囲気あってドキドキしました。
あと(いちおうしまっとこう)
正直隊長大人すぎて、あんましピンと来ませんでしたごめん(^^;) もの言わないやさしさってあると思うんだけど、私は守備範囲外なのだった…。あと「ニヤッ」ていうのも私はそんなに…。こっちが察してあげないと分からない良さのある人って、まあこかげさんは相性がいいかな。
つかヨーサム丁寧に描かれ過ぎててこっちに感情移入してたよ!(笑)まあ恋とか愛とかいうのとはちがうのでしょうが、天然で楽しかったなヨーサム…。