wonder wonderful 上
- 作者: 河上朔,結布
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2008/09/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 5人 クリック: 21回
- この商品を含むブログ (28件) を見る
主人公のこかげさんが27才社会人という設定も相まって大層物わかりのいい人で、最初のうちこそ「そこで謝らなくてもいいのに!」とか「もっと怒ってもいいのに!」とか思ってやきもきしていたのですが(まあその性格がまたこのお話のカギのひとつになって行くんだけど)こかげさんがとにかく自ら動く人なので、周りにいる人の気持ちも事態もどんどん動いて行くので楽しかったです。とにかく気持ちをね〜。ちゃんと書いてくれるのですよ。あとちゃんと会話する。インタビューでも説明でも対話でもなく会話。しすぎるくらいしてて良い。会話して起こる面倒としないで起こる面倒がそれぞれにちゃんとあるのがよい。と思う。あとお人好しの癖に人(主に男性)の気持ちに大層疎くっていろんな人の気持ち(特に男性)を引っ掻き回すのがそりゃねーよと思いつつも面白いというか憎めないと言うか人徳というか(笑)まあこの辺も次巻で解かれて行くのかな…。なんにせよ下巻が楽しみじゃ〜。というか今読むと絶対朝まで読み倒すから我慢じゃ〜!