ご愁傷さま二ノ宮くん 2

「タイプの違うおいしそうな女の子(しかも幼なじみ属性)を両手にうはうは」という話をやるためによくもまあここまでコツコツと理屈を重ねるものだなあ(苦笑)やるからにはそのくらい慎重にやらなくてはならないと取るか、心置きなくウハウハできると取るかはその人次第ですが、ワタシは楽しかったので別になんでもいい。ワタシは慎重に大事にしてるから誠実だとか純愛だとかいう考え方は鼻息ひとつで笑い飛ばしますが、これはいいんじゃないかなあ。書き手が全部分かってて書いてることが伺える文章に正しいか正しくないか言うのは野暮でございますことよ。


〜〜というか〜というかだなーーー。そんなちくちくしたことはどうでも良くてだな!!

保坂になって麗華さまを陰日向にお守りしたいです安西先生いいい!!(古)
なっなんだこいつの美味しいポジションは!! ワタシも意地っ張りな上に奥手な麗華さまを後ろからけしかけたーい! 双眼鏡を渡したり取り上げたりしたーいしたーい!! スクール水着で恥じらう麗華さまに「ビキニになさい!」と言いたーい!!! もう本の半ばであまりの麗華さまへの仕打ちに「いい加減にしろシュンゴォォ!!」と叫びながらとびかかって首を締め落としたくなったりしたものですが、ワタシも麗華さまのために峻護の後ろへ忍び寄ってちくちくちくちくとイヤミな責めをしたーいしたーいしたーい!!


(この間のスパコミでブログ読んでます〜と言ってくださった方々こんな奴ですみません…。よかったら見捨てないでください…。ヘヘ…)


このお話って転に当たる部分が「主人公への誰かの説明攻め」な所がなんだかずるいなあとか思わないでもないのですが、もうなんでもいいよしかたないよだって麗華さまのためだもの(言った…)愛らしいよ〜お可愛らしいよ麗華さま〜。何シーツにくるまって「星を一緒に見に行きたい」とか言ってんのよ〜メロメロ。


このお話って「ツンデレ」を嫌われないようにやるためにあえて主人公にそれを許さない性格を与えて、そこにサキュバスのヒロインをぶつけて無理なくできる状況に仕立ててて(真由の「ありえない位素直で控えめな女の子」とかにも使っている)見た目に反して結構理詰めに整えてるムッツリな設定がすげーー鼻につかん事もないのですが、なんか、なんかスキなんだよなあ〜。色々と納得いかんところもあるんだけど次もまた読んじゃうなきっと。