「アホなヤンキー神田とピュアで硬派な上坂サンのハイテンションラ
ブコメディー!」と帯のアオリにあるのですが、確かにこのまんまな話なんですが、なんか、こう、魅力がまるで伝わってないというか、ええーと佃煮並みに煮詰めたような思い込みと澄んだ秋空のような純情と谷底のようにフッカーい欲望と可憐なつぼみのような愛があるよと半笑いで付け加えたいです（笑）いや…私は楽しかったけど…すげえ大好きだけど…なんか濃くて人に勧めにくいなぁーいやなんだろう言葉にしようとすると、そういえば大した事してる訳じゃないんだけど、キャ
ラクターがわりとごつい割にマンガ全体に嬉し恥ずかし感が臆面もなく満ち満ちていて物凄い濃い味付けを果たしているんだよなああ。上坂サンに臑毛全開でも、神田君が泣きながら木に登っても（ブブッフフフ）「見た目より愛よ!」と思える心の広い大人のあなたにどうぞ。気持ちがちゃんと通っててかわいいです。あとすごく愛らしかった弟が留学から帰って来たらヒゲの生えた立派な男（でも心はピュアなまま）になってたという兄弟ものも好き。だからなんでこうイチイチ濃いんだよ!! 説明だけじゃ読まねえよ誰も!!（笑）
