彩雲国物語 青嵐にゆれる月草

新刊が出てるの見かけて、そーいや止めてたっけと思って読み始めたのです。
…このお話世間様で言われる程ひどいとは思わないのですが、なんというか清雅にせよ、皇毅にせよ、十三姫にせよ、静蘭にせよ、今現在のキーのキャラである秀麗と楸瑛に向かって(=この物語自体に向かって)箇条書きのよーに「あんたに何が足りないか」を一方的に延々と宣告して来るんだよね…。なんというか全部本当の事なんだろうけど、現在地確認みたいで、情景の広がりとか会話の応酬とかそーいう物語の楽しさがなくて、キ、ツ、か、った…。私彩雲国にそんなこと求めてないというか、いや、雪乃さん当人があえて書きたい!と思ってるならついてくけど、何か世間で叩かれまくったことを整理整頓して「わかってます! 私はちゃんとわかってます!!」と一生懸命宣告してるみたいと思っちゃったんだけどうがちすぎ? かなあ?

ここまで確認したんだから次からは指差し確認のよーなお話にはならないと思うんだけどどーなんだろうー。不安だにゃー。でも最新刊で迷子が大変な事になってるらしい→黎深さまに何かあるだろーということでがんばって読む。現金。というか本編読んでないくせに隣の百合は白はちゃっかり読んでるヤツ。いや待望の百合姫だったからさ〜(最低)