我が過去を消せ暗殺者

うにょーん面白いヨーン。面白いっていうか、私は秋田さんが自身の精神を物語の重力としている所が好きなのだね〜。善悪、良し悪し、正誤、友情愛情、愛憎、賢愚等々の線引きを、物語の空気や事態が爆発する前、オーフェンが何気に目をやった部屋の隅とか、クリーオウが反省したりしなかったり気にしたりしなかったりすることとか、マジクがチラリとドライだったり(するように思えるときがある)「それいるの?」ってくらいなんて事ない所で文章がウロウロ〜とする一瞬に立ちのぼっては消える雰囲気で表現している(と私は思っている)所が好き。普遍的でありながら個人的というか。うーんわからない? すいませんどう言ったらいいかわからない(^^;)というか毎度のことながら我が過去を〜の感想じゃない。いやもちろん筋も楽しんでるんですけど。
何か後半から雰囲気が変わると聞いたのですが、どうも不評なんだそうですが、なんとなく私が物凄く望んでいる方向に化けているんじゃないかなあという予感がしているのですがどうなんだろう。絵の雰囲気はかなり変わってますが。描き手の人のやる気がなくなった訳じゃないなら、意図を汲んでるなら予感が強くなるばかりなのですが。どうなんかなあ。