図書館戦争が売れてメンドーだなあと思うのは「良化機関てありえなくね?」とか「一方的すぎね?」とか「向こうの事情も書くべきじゃね?」とか「30代でそれってなくね?」とか「いい人ばっかりすぎね?」とか「うまくいきすぎじゃね?」とかもういわずもがなーーーーーーーなことをまたイチからグダグダと聞かなくてはならんことだな。この世で一番つまらないのは「評判を聞いて買って大した関心が持てなかった人」の感想だと思うのですが、言ってる方は気付かんのだろうか。つーか売れてるってだけでイチイチ噛み付く…というか噛み付いていいと思ってる節がある人ってなんなんでしょう。つまらねえと思いながら我慢して読んでネチネチとブログに書き連ねてアップしてって誰のためにやってるの。それで気が済むなら結構な事だが正直うとましいのう。


トワイライト〈1〉愛した人はヴァンパイア

トワイライト〈1〉愛した人はヴァンパイア

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)

トワイライト 上 (ヴィレッジブックス)

□あっこのヤロウいつのまにかトワイライトが文庫になってやがるぜ!! 1〜3巻ウハウハと読んで続きが読みたいな〜とか思いつつもこの文庫本がお安い日本で一冊1000円×6冊はキツいでしょ〜とか思って二の足を踏んでいたので、次の刊行を待つんだぜフフフ…。ゴツボさんの愛想があるんだかないんだかな絵がないのが寂しいがまあいいや。
このお話は、「人間より上の生態系」の「異端」の吸血鬼と「一般人(健全なアメリカ人)」の女の子が愛し合い理解しようとし合うお話で、文化の違う国に言いがかりで戦争吹っかけて反対の声をあげるとシャレにならないことになる(大統領の一族はメディアと繋がってるのですね〜こわいですね〜)アメリカにおいて、随所に挑戦的なネタが散らばってるのですが、本来そういう所がキモのお話だと思いますが、宗教・政治に無関心の一般日本人の目には申ーーーし訳ないくらいラブラブガールズ小説(^^;)この超絶美形吸血鬼エドワードが、読み終わる頃にはどんっなにヒロインのベラをスキでスキでダイスキか、脳に焼きゴテで直接焼かれるかのごとく刻み込まされます(笑)さすがアメリカ人の女性が書いた話というか、愛情表現のひとつひとつが細かいというか、ねちっこいというか、何もそこまでというか「あ、アメリカ人の男ってここまでせにゃならんのか…!!」と思う事必至です。ちょ、ちょっとメロメロになっちゃったエヘヘ…。
しかしヴォネガットとか祈りの海とかコレとか外国人の書いたもの読むにつけ、生まれたときから染み付いている信仰があるともっと違う話に見えるのだろうな〜とか思いますです。信仰でさだめられたタブーとかやっちゃいけないことを乗り越える重さって分からないもんなぁ。