空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(上) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(中) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

空の境界(下) (講談社文庫)

すー
きー
だーー!

読んでて偏頭痛がおこりそうな文章(読みにくくはないんだけど、個性的とか芸術的とかでなく読んだ端から赤ペンで添削したくなる次元)なんだけど、やめられねーとまらねえー。読み終わると次の巻に問答無用で手が伸びてしまうような…。「読みたい」とゆーより「摂取したい」というか…。ちょっと訳がわからない所に上手い事惹き付けられてしまっているような…。
とにかく書いてる当人がかっこいいと思い込んでる事をバカッ正直に書いてる所が好き。かっこいいと思う事だけを書くために他を全部捨てちゃってる所が大好き。この人のかっこいいと思うこと好きになれないとさぞ不快な文章でしかないことだろうなあ。大好きで幸せ(バカ)
何がそんなにいいんだと言われても全く説明できないんだが、文庫の帯の「歴史的傑作」などというアオリを見るにつけ「そんなバカなハハハ」とか思うのだが、すーきーだー!! ゴファ!!
ハリボテのツキハギ丸見えなセカイで、物語をガンガン巡る熱い血。
限ッりなく矮小なまでに個人的なのに、吐き出す言葉はどこまでも普遍。たまらん。