あやかしがたり
- 作者: 渡航,夏目義徳
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/05/20
- メディア: 文庫
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ライトノベルらしく新之助君がまあー「もうなんべんも聞いたよ」ってくらい過去の事とか自分の事を振り返ってくれる訳ですが、ここでも「どうにもままならない事を吸収してくれる存在」のあやかしが、上手い事私の心の緩衝剤になってくれてそんなに気になりませんでした。そうだな私妖怪とかアヤカシとかそういうもののの何がスキかと言うと「人間は(自分自身のことでも)知らない事とかままならないことがあって、何かに任せてる」というのびしろというか余裕のようなものがいいんだよな。吸収消化できないことがあって当たり前みたいな。ヤな人はそこが納得いかないのでしょうが。