イスカリオテ 2

イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫)

イスカリオテ〈2〉 (電撃文庫)

うぐ。ノウェムのイザヤへのあるはずのない執着がいい。ベタもベタだが気持ちいい。イザヤはひねくれたヤツだけど、徹底して個だったからノウェムの個人的な心を保古にはできないというか、応えたいと思うよな。それは甘えからではないと思うんだけど、優しさ…という訳でもないよな。うーん今回はイザヤの描写が少し足りなかったかな? 不足はないんだけどノウェムにひっぱってもらってたな。玻璃さんは頑張ってたけどまだ何かあんだろーね。あと大好物の黒髪短髪浅黒無口少年のご登場嬉しかったです。ゴチです。次回はもっと個人的な情緒とか心持ちも見せてくれるとうれしいです。

…うーむこのシリーズ良くできすぎてて、高いんだけど清潔な工場で作った計算され尽くしたコンビニ弁当食べてるような気がしてくるのが弱点といえば弱点で、単に私が好きなものが多めに入ってるから楽しいんじゃないかという気もして来るのだが、でもこの一糸乱れぬ完璧さもまた個性だよなあと思うのだなあ。