派遣村のような事をやった時、切実な人の中働いてないだけの所謂ぼんくらと言われる人が来るのは当然のことだ。社会は生産性のあるものだけで出来ているわけでなく、ケチな政治家の脳味噌では想像も及ばない沢山の理屈でできていて、それらが思いもよらないもたれかかり合いをして世界を築いているからだ。それが複雑であればあるほど豊かで盤石な人間の社会となるのだ。だからやるんならボランティアだろうが政治だろうがなんだろうが全部引き受けるつもりでやらねばならんのだ。利益でなく、理由でなく、得体のしれない社会の広がりを大切に思う喜びと気持ちを胸にやるしかないのだ。だから大変なのだ。だからその意義について、少なくとも何の行動も起こさない人間がどうこう言う筋合いはないのだ。つーかそもそも政治家にはこの前提がないということがホントによくわかった。人間の社会にいたことがないということが、何事もうまくいかない訳が、ホンットによくわかった。