一生ひとりで遊んでろ!

以前ビートたけしHANABIだかを撮った時に「食事でもなんでも男と女が一緒に何かすると前戯になっちゃうから岸本(加世子)さんに男の子みたいな格好させて極力何も考えないようにしてもらった」(うろ覚え)とか言ってたことがあったのですがねー…。すげーなーオーフェンとコギー…。男女が同じ力でしばき合ってたら、前戯とまでは思わないまでもフツーはその関係にオチがあると思うよねえ。 ホ ン ト に 何もないなんてすごすぎる。例えばファミレスに何となく集まって何となく夜明かしする少年たちのように、君たちは真実何の予感もなく、誰にも頼まれないのに一緒にいたんだなー…。この作品はこれでもかこれでもかと男女(だけじゃないが)平等の有り様を展開してきますが、こないだのもつ鍋はここに極まれリって感じだよなあー…。こないだまでと同じ目で読めねえよどうしてくれるんだ(笑)


まあそんなことはともかく今回も色々思ったのですが、「口先だけは立派だな!」読んでてガラスの仮面を思ったのはワタシだけですか。なんか紅天女読んでておちょくりたくなったんじゃないだろーか?(人聞きの悪い)
あと「そんなに俺が憎いのか?」の冒頭で、オーフェンがその辺にほってあったシャツをベッドの中でゴソゴソ着たとかいうので大変わくわくしました。思考回路がオッサン(オバハンではないような気がする…)ですいません。つーか食いつくのそこか。
「開き直ってどーすんだ!」は最後何かいつもとちがう…かわいいけど…とか思ってたけどこの後何気に冒頭に戻るのがミソですわね。このおいかけっこのエピソード、冒頭からさかのぼる必要はほぼない訳ですが、なんというか素直にかわいいオチにしたくないというより、このオチにするために無駄に捻ったんじゃないかなとか思うワタクシ。考え過ぎですかそうですか。
「天魔の魔女と鋼の後継」はとてもとても好きです。「自分は必ず負けるのだ」とか思ってる時鼻血出るかと思った。