fellows!
Fellows! 2008-OCTOBER volume 1 (BEAM COMIX)
- 作者: 森薫,入江亜季,雁須磨子
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2008/10/14
- メディア: コミック
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「若くて才能あふれる漫画家さんが集まっています」「楽しく楽しく楽しく! フレッシュな魅力に満ちた新! 漫画誌」とのことなんですが、あきーらかに誰ぞの影響受けてる感が抜けてないのが若さなんですかね…。あと「楽しい」と「フレッシュ」って割には古くさい泥臭い芸風の人が多いような…。なんか楽しい楽しい言えるような軽やかな(軽いではない)話少ないし。なんかまじめなのは買うけどワタシの心とのズレを感じる…。うーーーんなんというか、描きたい事描いてんでしょーね。つーか描きなさいって言われてんでしょーね。でもこーいう、アンケートとリサーチでできた今日びのキャラ押し見開き引き延ばし人気漫画に対するアンチ的な「漫画の自由」をうたった本に限ってなんか閉塞を感じるっつーか…。
あのー、スイーツ(笑)ってよく揶揄されますけど、自分を棚上げして人の様見て鼻で笑ってる連中なんぞよりは世間と繋がろうと努力してる分スイーツちゃんの方がワタシはいいんだよなつきあうんだったら。世間と繋がらず個人で漫画描いてる人の個人的な描きたい事なんてワタシいっぺんたりとも興味ない訳ですよ。だって描いてる人もこっちに興味ないんだし付き合う義理ないですよ。同人誌でやれよとか思う訳ですよ。「ほら、あんたにあわせて描いてやったから読めよ」って足下に投げられるのもやだけど、「いっしょうけんめいかきました!」と極めて個人的な満足を発表する場でもないと思う訳ですよ商業誌って。少なくともワタシが愛読してきた漫画家達はどちらにも甘えてなかったですよ。漫画家と漫画屋と漫画描きのちがいってあると思う訳ですよ。森さんの漫画はすてきだったし、雁さんの描く漫画が元々すきだからまーお値段分の元は取りましたけど何かもにょもにょしました。