生まれ星

生まれ星―三村家の息子シリーズ (ミリオンコミックス Hertz Series 47)

よかった…。ホントにまとまってくれてよかった…。
１巻（三村家の息子）で凄い気になる終わりかたをしていて、その１巻が絶版になった頃やっと出た２巻（出来の悪い子）で生活力のない弓が物理的にも精神的にもどんどん弱りながら都会でしおれていくのがかわいそうで、ウーとか思いつつ読んでたのに、１巻と同じようなすれ違い様で引いてくださりやがってしばらくドンブルーになったものでしたが（ふっ…）3巻ではさすがにくっついた…というより気持ちが通ってくれてよかったよ…。２巻がああだったから最後まで戦々恐々だったけど…。完結って聞いてはいたけど打ち切りみたいな事になってたら…とか思ってたので。まあ今打ち切りになるくらいならとっくになってたろうけど…。
ああそれにしても善良で鷹揚な分鈍い…とも違うんだよなあーただただ天然な敏（攻が善良な天然ってなんてタチが悪いんだ…）の弓への反応がすごくて何度ブウと吹いた事か…。スリッパでスパーンと突っ込みたかったが、終わりよければ全て良しさ。ラストは菩薩の心で目頭を押さえてしまったよ。