メグとセロン 1

なにげに初時雨沢恵一。うふ。
ヘタレ美形少年と鈍感美少女という組み合わせらしいぜと聞いて大層心惹かれていたんだけどアリソンとかリリアとトレイズとやらが長いな〜どーしよーかなーと思って二の足を踏んでいたのですが、なんかどこの感想見ても「今までと比べてどうも地味…」とか「面白いけどダイナミックさがなくなってる…」的なことが書いてあったので、「じゃーメグセロ先に読んだ方がよくね?」とか思って手を出してみました。オリャー。


育ちのヨロシイいいとこの坊ちゃん嬢ちゃんたちのひと夏の冒険で、なんか手厚い保護の中いいもん食いながら青春しやがってオイラも混ぜろコンチクショウとか思ってたのですが、思ってるうちに上巻終わっちゃったよ! オーイ!! ウーンラノベ界って見た目はのほほんとしてるけど実際は仁義なき戦いの広島のように生き残りをかけた厳しい世界なのだなあ…とか思っていたのですが、売れると分かってるとこんなゆったりしたことでいいのだなあ(苦笑)お話は、さあこれからってとこで続いちゃったのでいいも悪いもわかりませんが、キャラはかわいかったです。セロンの美形ムッツリヘタレぶりがツボでした。浮き足立てば浮き足立つ程無表情になって行くのが愉快だ。何にも関心がないくせにメグに関してだけは常に最悪を想定してどん底に落ち込むのがおかしい。あとメグの色気もへったくれもないカタコト喋りがモユるー。なんかコストパフォーマンスに納得いかないがこの2人のために次も買うー。ガオー。