彩雲国物語 黎明に琥珀はきらめく
- 作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/05/01
- メディア: 文庫
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楸瑛おもしろいなーこんなにおもろいヤツだったのか! かっこつけて実は何かあるそぶりを見せ続けてないでさっさとホンットにナンにもないヤツだとばらしちゃえばよかったのに(笑)今までの12冊(即位から2年)を無駄にしたのは秀麗でも劉輝でも静蘭でもコウユウ(字が出ねえ)でもなく間違いなく楸瑛だな! この楸瑛だったら青嵐に揺れる月草ももう少し楽しい話だったに違いない(ワー)
黎深さま・百合・まいご(迷子よばわりかよ)の親子愛がよかった。壮絶に照れくさいが、な、涙ぐみましたすみません…(ウワー)
百合が「母です」とか言う度にうれしくてニコニコしてしまった…。てへ。
まいご君は誰かに受け入れられる事ではなくて自分を受け入れる事が必要だった訳で、仮に黎深がわかりやすく優しくしたとしても、それはそれで受け入れることがなかったでしょうな。虐げられて文句言ってそれで安心なんてなんて迷惑なまでに健気なヤツ…(ホロリ)
キャラも増え放題で、お話も大きく動いて、秀麗と劉輝はもうどうなるのこうなるのって感じですが、最後まで彼らであってくれればいいです。