吉原御免状
- 作者: 隆慶一郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1989/09/28
- メディア: 文庫
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ただ、良くも悪くも書いた人も読む人も団塊のおっさん(この辺の世代の女の人ってあまりエンタメ読まないよな)っつーか、「若い女と交信する方法がまぐわいしかないんだろうなあ…」っつーか、濡れ場がまあ多くて前半こそ「きゃー助平」とか思ってましたが後半になると「も…もういいっす…」って感じで胸焼けが(苦笑) お、男の方は色々面倒ごととかかっこいいこととか哀愁とかあるのに女はそれだけ(というわけでもないけど) かよ!ず、ずるいぞ!!(笑)
あと私は小説は限りなく自分のイメージで読みたい人なのですが、どーしても原哲夫の絵が浮かんで困りました。いいけど。花の慶次とか、影武者徳川家康とか、大昔一回読んだきりだと思うのですが、まことに原哲夫は隆慶一郎の世界をのびやかにマンガにしていたことだなあ。