身代わり伯爵の潜入 身代わり伯爵の求婚

身代わり伯爵の潜入 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵の潜入 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵の求婚 (角川ビーンズ文庫)

身代わり伯爵の求婚 (角川ビーンズ文庫)

やっぱりあれだな〜。ミレーユの素直さ、まっすぐさ、人の良さって愛して守ってくれて助けてくれる人たちがいてなんぼだよな〜。ひとりになると、あまたある美点がただの身の程知らずの無鉄砲なおばかさんにになってしまう(苦笑)しかも威風堂々と自覚がないので、「何かする!」という気持ちばかり鼻について、潜入はずっと「いくらなんでもおかしいと思えエエエ!!」とかずっと思ってました。リヒャルトはあいかわらずだし〜。「またかよォォォォ!!」とか思ったワタシを誰が責める事ができようか。いやできない。(自分で言うな)


求婚はその辺個々の良さがちゃんと発揮されてて…よかった…ホントによかった…とりあえずリヒャルトが男になってくれて…(涙目)ミレーユまだとぼける気かっつーかここまで来るとストーリーがキャラの性格より知能指数に頼ってるように見えないような事もないぞゴルァとか思ったり思わなかったりしましたが、まあかわいかったからいいです。リヒャルトとミレーユのやりとりはよかった。特にリヒャルトには「ここでそんな事シレッと言えるんなら2冊前に言えエエ!!」とか思わされました。そうだよ君は君でミレーユを愛してナンボの人生なのだ。愛するべき人と愛されるべき人の逢瀬はエエのう。誰かの愛で人生が完成するのってバカにされちゃったりするけど、やっぱり人として幸せな物語だよなァ。